ほんまに。
なにしとんやろ。
全然書かへんやん。
もう3月。今日は18日。
はくの卒業式は1日に終わった。(そして途中で放置してなんと今5月)(そしてなんとまたそれを放置して今7月)
いつの話やと自分でも思うけど、
そのまま残しておこう。
保護者は1名だけ出れるて
はくが卒業式の2日前に言うてきたから
仕事休んで行った。
服は入学式と同じ作ったワンピースを着て行った。
はくの高校は多国籍なんでもあり感がありありやから、なんでもええわやけど、ちょっとくらい
自分なりのおしゃれな正装したいようなやった。
でも終わってみれば、ほんまになんでもよかった。スウェット裸足以外なら。
式の始まるギリギリに体育館入って、
式を眺めて、帰っただけやったから。
誰とも話さず終わった。
はくや友達や彼女たちの写真を撮りたかったけど。はくと校門の前で撮りたかったけど。
校舎から出てくるのん待ってるのが嫌やなーと思って、
「先帰るでー」と
はくにラインをしたら、
すぐ
「はーい」て
ご機嫌に返ってきたから、
そりゃ友達といたいわなよかった良かったと思ってさっさと帰った。
家に帰っても
まだ、服や鼻に、
異国の香水の匂いがしていた。
はくは高校も楽しそうで本当によかった。
はくが美術系の高校に行くと決めた時、
ほんまに感謝しかなかった。
今まではくに関わってくれて、可愛がってくれた人たちに。
マックさんが、はくが描いた牛をTシャツのデザインに使ってくれた事、
面白い動画を作ってくれたこと、
自作の絵描きノートを山のように送ってくれたこと、
消しゴムハンコを一緒に作ってあそんでくれたこと、
マックさんは、デザインすることの面白さと、自分が良いと思うことを表現しても良いてことをはくに教えてくれたと思う。
ゆかはいつもはくに会う度に、どこかで買った工作キットみたいなのとかくれて(今も部屋に飾ってある)
はくの誕生日には、ちゃんとした海の生き物図鑑を買ってきてくれた。
こどもが大好きなゆか。
自分が子どもの時、ゆかみたいな大人に出会いたかった。
そんでみかさんは、はくと友達と言って、
仲良くしてくれた。産まれた時から。
「はく、絵が好きやったらうちの学校いいと思うよ」と、高校を教えてくれたのはゆうただった。
まさかほんまにその学校に通うことになるなんか思ってなかったわありがとう。
ハクは習い事とかなんにもしてこんかったし、
いつまで経っても、自分の好きなことが見つかってないみたいに見えて、
サッカーばかりしていた自分とは、
全く違う子ども時代すぎて。
全く違って当たり前やのにな。
体育会系のわるいとこやわ。
スポーツしてる方が人間が育つ、
心も体も強くなる!
すなわち社会に出ても人間関係も上手いことやれて、困難に打ち当たっても負けない!
とかなんとか
思い込んでしまってるとこ。あかんな。
団体行動できるとか、
礼儀とか、
やり遂げる根性みたいなのとか、
負けん気とか、
熱い気持ちとか、
仲間意識とか。
そういう、スポーツをすることによって、
より育つて思われてるものが、
ハクにちゃんと備わるんやろかと思ってたけど。
え!なんか
字が、またおっきく
なった!
なによこれ。
あ、もどった。
そう、でもそんなんは
スポーツしてるとかしてへんとか
そんなん心配せんでもええな、とわかった。
ちょっと
スポーツしかやってない症候群やったな、と思う。
でも、なんか、あれ。
思うけど、子どもがサッカーとか野球、とか好きなものに熱中してくれたら、ラッキーやなと思う。
それを応援することできるから。
一生懸命頑張ることがあったら、
そこでこどもは勝手に成長してくれるし、
良い指導者に会えたらそれもラッキーやし。
将来に役立ったり繋がったりするかもしれんし。
だから親は何か好きになるように、
きっかけになればいいと言って、習い事に通わせたりするんかなあー。
だからほんまは、親の為なんかな、とか思う。
それに気付いてからは、
はくがやりたいこと自分で見つけたらええなーーーーいつかなんかするやろ、と思てた。
高校は美術の学校にいく、て。
その時はほんまにうれしかった。
初めて自分でやりたいことを言うたから。
なんにせよ
あんなに家にばかり居て、
友達とも遊ばず、学校も行きにくく、
休みの日は映画観るかYouTube観ながら工作するかゲームするかしかせんかった子が、
絵を描き始めてから
みるみるみるみる元気になった。
(よく、洋子ばあちゃんと「ハク、元気になったよねぇ」と話した)
スポーツやってなくても、
礼儀正しく、情熱を持って取り組み、最後までやり遂げ、上手くなりたいと続ける、
それから、好きなものが同じ仲間もできるんやなてわかった。
そらそうやろ、と思う事やけど。
見てみてほんまにわかったということ。
なんにせよ、
あとちょっとで、私のハクの子育てが無事にありがたく終わるとこまできて、
あーよかった〜〜だ。
なんにせよ、好きなことがあるって、
生きる力になるんやな。
ほんまによ。
あのころ、マックさんがハクの絵を褒めてなかったら、ハクはこんなに絵が好きになってなかったかもしらん。
言い過ぎかもしれんけど、
私からみたらそんなように思う。
好きになる手伝いをしてくれた人たち、
ハクをありがとうございました。
おわり。
と、無事進路が決まった時は安心して
こんな
ハクの子育て終わり〜みたいに書いてるけど、今は全然そんなことないわ。
全然終わってなかった。
今はどうか、ハクが大学生活を楽しめますようにと祈りつつ、学費の重さに耐えている。